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はじめてのパルワールドサーバー 第6回:トラブル対処(保存されない・入れない・落ちる)

第6回は、トラブル対処です。当サイトが AWS で実際に立てたときに起きたことと、公式ドキュメントに書かれている注意点をまとめました。
1. ワールドが保存されない(当サイトで発生)
- 症状:
Ctrl+C(SIGINT)でサーバーを止めたら、ワールドが保存されていなかった。 - 対処:REST API で保存してからシャットダウンする。当サイトでは 3.0秒で止まり、セーブが残りました。手順は第2回にあります。
- さらに注意:
/v1/api/saveをボディなしで送ると、Content-Length がないというエラーになりました。-H 'Content-Length: 0'を付けると通りました。 - REST API のポート(8212)は外部に公開しないでください。
2. 設定を変えたのに反映されない(公式)
DefaultPalWorldSettings.iniを編集しても反映されません。Pal/Saved/Config/LinuxServer/PalWorldSettings.iniにコピーして編集します(第3回)。- 設定フォルダーは、サーバーを一度起動したあとにできます。
3. インストールが途中で失敗する(当サイトで発生)
- r6i.large での1回目のインストールが、Steam 側のエラー(Missing configuration)で失敗しました。同じコマンドをもう一度実行したら成功しました。
4. 友だちが入れない
- 使うポートは UDP 8211(初期値)。TCP ではありません(公式)。
- 自宅なら、ルーターで UDP 8211 をサーバーの PC に転送します。回線が CGNAT だと届きません(考え方はポート開放できない原因はCGNAT?と同じ)。
- クラウドでは、ファイアウォール(AWS ならセキュリティグループ)で UDP 8211 を開ける必要があります。
- 当サイトの AWS では、停止→起動のたびに公開IPが変わりました。友だちに新しいIPを伝え直す必要があります(固定するには Elastic IP、別料金)。
- 招待の手順は第4回で扱います。
5. メモリ不足で落ちる・重い
- 公式:8GB でも起動するが、メモリ不足で落ちる可能性が高い。16GB 推奨。
- 拠点の数・パルの数・出現数を増やすと重くなります(公式)。
- 当サイトの実測では、性能制限のかかる t3.large は起動 16.5秒、m7i.large は 5.0秒でした。CPU が遅いと全体が遅くなります。
6. Arm のサーバーで動かない(当サイトで確認)
- AWS の r7g.large(Graviton)では動きませんでした。公式サーバーは x86 専用です。
7. セーブデータが壊れた
- 公式:遅いストレージではセーブデータが壊れることがあり、Docker Desktop での実行は非推奨。
bIsUseBackupSaveDataを有効にすると、セーブフォルダーにbackupができ、30秒ごと・10分ごと・1時間ごと・1日ごとにバックアップが残ります(公式)。手作業のバックアップは第5回で扱います。
自分で直すのが大変なら
トラブルの多くは、ポート・メモリ・止め方の3つです。ゲーム用 VPS のテンプレートなら、最初からサーバーが入った状態で始められます。料金は 第7回 プラン選び で比べています。
次回:第7回 プラン選び
参照URL
- Requirements|Palworld Server Guide(2026-10-22 確認): https://docs.palworldgame.com/getting-started/requirements
- Configuration parameters|Palworld Server Guide(2026-10-22 確認): https://docs.palworldgame.com/settings-and-operation/configuration