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Satisfactory専用サーバーをLinuxで立てる|AWSで実測:待機メモリ3,051MB・導入43秒

検証日
2026-10-23
検証環境
AWS アジアパシフィック(東京)リージョン r6i.large(2vCPU/メモリ16GB)、Ubuntu 24.04.5 LTS、gp3 40GB。プレイヤー接続なし(0人)で計測(2026-10-23)
更新日
2026-10-23
カテゴリ
ゲーム別サーバーの立て方
夕暮れの草原で、遠くの工場を眺めるフードの人物と小さなサーバーの箱の手描きイラスト

なぜ検証したか

Satisfactory(サティスファクトリー)は工場を広げていくゲームで、専用サーバーを置くと友だちがいない間も工場を共有できます。ただ「Linuxで動くのか」「最初からどれくらいメモリを使うのか」は、日本語では数字つきの情報が少ない状態でした。そこで、ほかのゲームと同じ条件で立てて測りました。

この記事で答える問いは3つです。

  1. Linux(Ubuntu)で専用サーバーを立て、ワールドを作れるか
  2. メモリ・CPU・ディスクはどれくらい使うか(プラン選びの目安)
  3. セーブのバックアップと復元はかんたんにできるか

検証の前提・環境

項目 内容
ゲーム・サーバー Satisfactory 専用サーバー(Steam AppID 1690800、ビルドID 25782485、CL-513885)
OS Ubuntu 24.04.5 LTS(カーネル 7.0.0-1014-aws)
環境 Amazon Web Services(AWS)の Amazon EC2、アジアパシフィック(東京)リージョン(ap-northeast-1、アベイラビリティーゾーン ap-northeast-1a)
インスタンス r6i.large(Intel Xeon Platinum 8375C @ 2.90GHz、2vCPU、メモリ16GB)、ディスク Amazon EBS gp3 40GB
計測日時 2026-10-23 21:40〜21:49(日本時間)
プレイヤー・ワールド 0人(実プレイヤー接続なし)。サーバーAPIで作った新規ワールド
計測方法 SteamCMD(version 1792617903)で導入。メモリは /proc の VmRSS 合計、CPU は pidstat(30秒平均、1コア=100%)、ピークは2秒ごとの最大値、時間は date、容量は du/df、バックアップは tar.gz
シナリオ 導入 → 起動 → サーバーAPI(サーバー内からのみ)で管理者登録・新規ワールド作成 → 待機3分 → 保存 → 停止 → バックアップ → 削除 → 復元 → 再起動

立て方(Ubuntu 24.04)

  1. SteamCMD を入れる
sudo dpkg --add-architecture i386 && sudo apt-get update
sudo apt-get install -y lib32gcc-s1 jq
mkdir -p ~/steamcmd && cd ~/steamcmd
curl -sSL https://steamcdn-a.akamaihd.net/client/installer/steamcmd_linux.tar.gz | tar xz
  1. サーバー本体を入れる(当サイトでは42.6秒・2,772MB)
~/steamcmd/steamcmd.sh +force_install_dir ~/sf +login anonymous +app_update 1690800 validate +quit
  1. 起動する(ログに Server API listening on ...:7777 と出れば準備完了。当サイトでは2.0秒)
cd ~/sf && ./FactoryServer.sh -log -unattended
  1. ふつうはゲーム内の「サーバーマネージャー」から管理者登録とワールド作成をします。当サイトではゲームを使わず、サーバーに付いている HTTPS の API(https://127.0.0.1:7777/api/v1)で PasswordlessLogin → ClaimServer → CreateNewGame を順に呼んで作りました。保存は SaveGame、停止は Shutdown です
  2. 友だちが外から入るには、サーバーのポートを開ける必要があります。開けるポート番号は公式の案内で確認してください(当サイトでは外からの接続は未検証)
Satisfactory専用サーバーの計測結果のターミナル出力。インストール42.6秒、待機メモリ3051MB
図:計測結果(IP・トークンなどは表示していません)

実測結果

項目 Satisfactory
インストール時間/容量 42.6秒/2,772MB
起動(API待受まで、ワールドなし) 2.0秒(ピーク 460MB/CPU 85.5%)
新規ワールド作成時のピーク メモリ 3,102MB/CPU 167.5%
待機メモリ/CPU 3,051MB/1.9%
3分後のメモリ 3,051MB
セーブ容量 約2MB(tar.gz で1,628KB)
バックアップ/復元 0.1秒/0.1秒未満
復元後の起動/メモリ 3.0秒(API待受まで。ログで保存したワールドの自動読込を確認)/3,048MB
ディスク増分 2,775MB
Satisfactoryのメモリ。起動直後460MB、新規ワールド作成時3102MB、待機3051MB、復元後3048MB(実測)
図:AWSでの実測値から作成(個人情報・IPは含みません)
8本のゲームサーバーの待機メモリ比較。Satisfactoryは3,051MBで最も多い(実測)
図:同じ条件での実測値の比較(2026-10-22/23)

バックアップのしかた

セーブは ~/.config/Epic/FactoryGame/Saved/SaveGames にありました。API で保存してから停止し、フォルダを tar.gz にまとめます。

tar czf sf-backup.tgz -C ~/.config/Epic/FactoryGame/Saved SaveGames

結論と考察

  1. Linuxで立ててワールドを作れるか → できた。SteamCMD で入れて起動し、サーバーAPIで新規ワールドを作れました。ゲームのクライアントから参加できるかは未検証です。
  2. メモリ・CPU・ディスク → 一部わかった。ワールドを読み込むとメモリが約3GBになり、当サイトで測った8本のゲームの中で最も多くなりました。ディスクは約2.8GBです。工場が大きくなったときや人が入ったときの値は未検証なので、8GB以上を目安にしてください(推定)。
  3. バックアップ → できた。新規ワールドのセーブは約2MBで、バックアップと復元は0.1秒前後でした。復元後に、保存したワールドを自動で読み込みました。

確認していないこと

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サーバーを借りるなら

自分で構築せずにすぐ遊びたい人は、ConoHa for GAME に Satisfactory のテンプレートがあります(2026-10-23 に公式サイトの一覧で確認)。料金・申込の受付状況は公式サイトで確認してください。広告先サービスでの動作は未検証です。

よくある質問

Q. Satisfactoryの専用サーバーはメモリ何GB必要?

A. 新規ワールドを読み込んだ0人の待機時で3,051MB、作成時のピークで3,102MBでした(実測)。人が入って工場が大きくなったときの値は未検証のため、8GB以上を目安にしてください(推定)。

Q. SatisfactoryのサーバーはLinuxで動く?

A. 動きます。SteamCMDでLinux版の専用サーバー(AppID 1690800)を入れ、Ubuntu 24.04で起動できました(実測)。

Q. Satisfactoryのセーブのバックアップは?

A. 新規ワールドのセーブは約2MB、tar.gzで1,628KB、バックアップ0.1秒・復元0.1秒未満でした(実測)。