【PR】本記事にはプロモーション(広告)が含まれます。広告リンク経由でお申し込みがあった場合、当サイトが報酬を受け取ることがあります。検証結果や評価の内容は広告の有無で変えていません。詳しくは広告表記をご覧ください。
無料枠サイズ(メモリ1GB)でマイクラ・Terrariaは動くか|OOM・スワップ・CPU制限を実測
AWS の無料枠で使える大きさのサーバー(メモリ1GB)で、ゲームサーバーは動くのかを試しました。
先に結論
- Terraria は1GBでも動いた(待機メモリ約400MB)。ただし CPU の制限で、小ワールドの生成に20分以上かかった
- マイクラ(Paper)は1GBだとスワップなしでは起動できなかった(メモリ不足で強制終了=OOM)
- 2GBのスワップを作れば1GBでも起動した。2GBの t4g.small ならスワップなしで動いた
- 無料枠の対象になるかは、アカウントを作った時期で変わります(当サイトのアカウントでは未確認)。また、公開IPv4は無料枠でも課金されます
計測条件:AWS 東京リージョン、Ubuntu 24.04 公式イメージ、プレイヤー接続なし(0人・待機状態)で計測(2026-10-22)。t系インスタンスはCPUクレジット standard。CPUクレジットの制限がかかった状態の値です。
実測結果
| 種類 | メモリ | CPU性能(sysbench 1スレッド) | Terraria 起動(ワールド生成込み) | Terraria 待機メモリ |
|---|---|---|---|---|
| t3.micro | 1GB | 205 | 1,231.6秒(約20分) | 402MB |
| t4g.micro(Arm) | 1GB | 554 | 1,337.8秒(約22分) | 393MB |
| t4g.small(Arm) | 2GB | 1,115 | 473.2秒 | 384MB |
| 種類 | マイクラ Paper(スワップなし) | 2GBスワップあり |
|---|---|---|
| t3.micro(1GB) | -Xmx600M で OOM により強制終了 | 起動49.0秒、メモリ660MB+スワップ285MB、tick 0.4ms(描画距離4) |
| t4g.micro(1GB) | OOM により強制終了 | 起動270.2秒、メモリ606MB+スワップ382MB、tick 0.4ms |
| t4g.small(2GB) | 動いた(-Xmx1200M、描画距離6):起動119.7秒、待機758MB、半径300ブロックの事前生成222.7秒、生成後1,119MB、tick 2.3ms | — |

スワップの作り方(今回使った2GB)
sudo fallocate -l 2G /swapfile
sudo chmod 600 /swapfile
sudo mkswap /swapfile
sudo swapon /swapfile
free -m
スワップはディスクを使う「予備のメモリ」です。動くようにはなりますが、遊ぶ人が増えると重くなりやすいと考えられます(推定)。
なぜこんなに遅いのか:CPU クレジット
t3/t4g は、普段は CPU の性能を低く抑え、貯めた「クレジット」を使って一時的に速くなる仕組みです。今回はクレジットが少ない状態で、ワールド生成のような重い処理に時間がかかりました。
まとめ:無料枠サイズでの目安
- Terraria:1GBで動く。ワールドは別の PC で作って持ち込むと、待ち時間を減らせる(推定)
- マイクラ:1GBはスワップ必須で、一人で試す程度。友だちと遊ぶなら 2GB以上(推定)
- パルワールド・Valheim など:待機だけで約1〜1.4GB 使うので、無料枠サイズでは厳しい(6本の比較)
ちゃんと遊ぶなら、メモリに余裕のあるゲーム用 VPS のほうが手軽です。
関連:使う時だけ起動するAWSゲームサーバーの月額/Terraria TShock を Ubuntu 24.04 で立てる